年齢や障がい、病気があっても「もう一度旅に出たい」「家族と出かけたい」を叶える。
単なる付き添いではなく、準備から当日まで、旅程全体を支えるのがトラベルヘルパーの仕事です。
トラベルヘルパー(外出支援専門員)は、車いすでの移動介助、食事・排泄・体調変化への配慮といった介護の技術と、行程づくり・宿や交通機関との調整といった旅の知識をあわせ持ち、高齢の方・障がいのある方の外出や旅行に同行して支える専門職です。
旅は当日だけでは成り立ちません。
トラベルヘルパーは、出発前の準備から旅のあとまでを通して支えます。
体調・想い・行きたい場所を伺い、旅の目的を共有します
休憩・トイレ・バリアフリーを織り込んだ、無理のない計画に
移動・食事・トイレ・入浴の介助と、体調への目配り
ご家族への報告とふりかえり。次の「行きたい」へつなげます
写真はいずれも実際の介護旅行・研修の風景です。
宿泊をともなう旅から日々のお出かけ、そして地域や職場まで。
活躍の場面は広がっています。
介護旅行そのものの仕組み・費用の考え方は「介護旅行とは」で詳しく解説しています。
トラベルヘルパーの資格は、机の上で作られたものではありません。
1991年に創業した旅行会社SPIの介護旅行の現場(あ・える倶楽部)が先にあり、お客様を旅にお連れする仕事の中から必要な知識と技術が体系化されて、養成講座が生まれました。
だから、学んだ先には最初から「働く場」があります。
検定合格 → トラベルヘルパー登録 → あ・える倶楽部・アエルズで仕事へ。
現場の経験が、また講座を磨く——この循環で、トラベルヘルパーを全国に増やし、誰もが行きたいときに介護旅行へ出かけられる環境をつくることが、協会の目的です。
| 年 | あゆみ |
|---|---|
| 1991 | 創設者・篠塚恭一が株式会社SPIを設立(旅行業) |
| 1995 | 介護旅行サービス「あ・える倶楽部」開始 |
| 1996 | トラベルヘルパーの育成を開始 |
| 2006 | NPO法人日本トラベルヘルパー協会 設立(初代理事長 篠塚恭一) |
| 2009 | トラベルヘルパー資格認定制度 開始 |
| 2017 | 養成講座テキストを改訂(東京大学出版会・監修協力) |
| 現在 | 認定トラベルヘルパー 累計約1,100名 |
資格は3級→準2級→2級→1級の段階制。
介護・看護の資格がなくても、3級(通信)はどなたでも始められます。
| 級 | 学ぶこと | 受講できる方 |
|---|---|---|
| 3級 | 介護旅行の基礎(通信・自宅学習、16,500円・検定料込) | どなたでも |
| 準2級 | 日帰りの外出支援(自宅学習+日帰り実地研修2日+検定) | 3級修了+介護・看護系資格をお持ちの方 |
| 2級 | 宿泊をともなう介護旅行(自宅学習+2泊3日宿泊研修+検定) | 準2級修了者 |
| 1級 | 外出支援のコーディネート(オンライン2日間) | 2級取得者 |
※連続する級は同時受講できます(受講期間1年)。取得した資格に有効期限はありません(更新手続き不要)。
育成・資格認定は協会、旅の実施はあ・える倶楽部、日常の外出支援はアエルズ。
学ぶ場と働く場は、セットです。
旅行のお申し込み・お見積りは、協会ではなく「あ・える倶楽部」にて承ります。
3級はどなたでも受講できます。お仕事として同行する準2級以上は、介護・看護系の資格が必要です(3級→準2級→2級→1級と段階的に取得します)。
ありません。2023年に更新制度を廃止したため、更新手続きは不要です。
検定合格後にトラベルヘルパー登録をすると、あ・える倶楽部・アエルズからの介護旅行・外出支援の仕事のご紹介対象になります。取って終わりではない資格です。
ご家族の外出支援のために学ぶ方から、介護・看護のお仕事をされている方、旅行・観光業の方まで幅広く受講されています。多くの方が3級から始めています。
「仕事はどうやって入るの?」「収入は?」「未経験でも続く?」——資格に興味を持った方の疑問に、8ページで正面からお答えする読み物です。仕事の入り方・働き方の3タイプ・キャリア・よくある不安まで。
毎週金曜14時・Zoom・参加無料。
トラベルヘルパーの仕事と資格のとり方を、1対1中心でゆっくりご説明します。
メールでも ─ info@travelhelper.jp